* 愛するヒロインを他に男に犯させることに尽力する・寝取られ(NTR)物語の可能性 [#pe5d3fba]
 数年前からかなり明確に構想を練っている作品がある。
 あらゆる快楽を体験したいというヒロインに協力し、そのヒロインにあらゆる体験をさせるために尽力する男性主人公の物語である。ただし、男性主人公は不能者であり、ヒロインの性体験の相手は別の男性(や女性)である。主人公はプロデューサ兼カメラマンとなり、ヒロインと交わることは(特殊なケースを除き)、あり得ない。

 このような屈折した物語が受容されるのは難しいかと最初は思ったが、後でNTR(寝取られ)というジャンルが存在することを知った。[[WikiPedia:http://ja.wikipedia.org/]]によれば定義は以下の通りである。

>寝取られ(ねとられ)とは、原義的には、自分の恋人や配偶者が自分以外と性的関係になることである。その後、そのような状況に興奮する性的嗜好、その嗜好を持つ人、その嗜好と関係の深い表現物や文化なども指すようになった。

 このような物語を語ることは、最初に危惧したほど受容されない訳ではないらしい。(参考: [[WikiPediaの「寝取られ」:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%9D%E5%8F%96%E3%82%89%E3%82%8C]],[[寝取られまとめ気味サイト:http://ntr.jpn.org/]])

** NTRゲームとしての可能性 [#beec4be2]
 この物語は、当初、小説として構想されていた。ヒロインが快楽を得る光景を見る受動的な物語であり、能動的に操作できるゲーム向きの題材だとは思っていなかった。

 しかし、最近になってゲームとしても上手くまとまるのではないか、と思うようになった。つまり、能動的に意図したシチュエーションでヒロインが犯される状況を作り出す「プロデュース」の部分に力点を置けばよいのである。どのみち、現実世界のプレイヤー本人はゲーム世界のヒロインとやれないのだ。通常は、ゲーム世界のプレイヤーキャラクターを間接的に操ってヒロインとやることになるのだが、ゲーム内で他人を動かしてヒロインと思い通りのプレイをさせるのは、構造的に大差ない。

** 概要試案 [#mc8cd402]
-ヒロインは自分の写真や動画を公開する自分のサイトを持っている
-主人公はそのサイトの総合管理人としてスカウトされ、ヒロインが1人で住む一軒家に同居する (しかし不能者なので間違いは起こらない)
-サイトの有料会員を増やすことで収入を増やし、更に様々なプレイを可能にすることを目指す
-最終目的は、ヒロインにあらゆる快楽を体験させることだが、目標自体は漠然としている

 ゲームそのものは、「企画→条件成立→実行→有料会員の増減」という単位を繰り返すことで進行する。(複数の企画が同時並行で進められる)

-企画 条件によって自分で思い付いたり、ヒロインから希望を出されたり、サイトの会員から提案されたりする。企画はいくつもストックできる他、「XXというコスチュームでYYと交わる」といったアイテム名や個人名を差し替えるだけの企画は、プレイヤーが自由に作成できる
-条件成立 プレイヤーは手持ちの企画から好きなものを選んで推進できる。企画は「場所の確保、ゲストの承認、必要コスチュームやアイテムの確保、ヒロインの承認、その他」が揃って始めて実行できる。主人公はこの条件を合わせるため、予算を確保し、内外を走り回る
-実行 全ての条件が成立し、実行予定日が訪れるとプレイが実行される。主人公はそれを撮影し、静止画や動画をサイトにアップする (といっても、例によってゲームにビジュアルはない)
-有料会員の増減 企画がウケれば有料会員が増える。すべれば減る

** プレイヤーの個性の反映 [#i4ae0b1a]
 この「企画システム」は、常に複数の企画からプレイヤーが選べる自由を持つ。そのため、乱行の企画ばかり選ぶ、レズの企画ばかり選ぶ、スク水着衣の企画ばかり選ぶ、といったプレイヤーの趣味を反映した選択が可能となる。そのような選択を行った場合にのみ出てくる展開があり得、個性的なゲーム体験に発展しうる。

 たとえば、プレイヤーによっては「同じ旧スクを着たヒロインをあらゆる場所で着衣プレイさせて撮影する」ことに熱中するかもしれないし、逆に「コスチュームを毎回替えること」にこだわるプレイヤーがいるかもしれない。巨根の男だけに限って相手をさせるであるとか、徹底的にアナルにこだわる、といった「こだわり」を発揮させる余地もあるだろう。そのような「こだわり」は、ゲーム内のマニア(NPC)の心を動かし、彼らの協力を得て新しい企画が展開があり得るかもしれない。そのような個性の発揮によってのみ発生する企画や展開を用意することも、作る側の楽しみのうちである。

** その他のメモ [#r0aa83c3]

-ヒロインは主人公の雇い主として始まる。しかし、ヒロインはマゾ気質なので、主人公が上手くサドとして行動できれば、主導権を持てる。主導権を持てば、ヒロインの承認を得ずに様々なプレイを強制できる
-主人公の結末は主に4種類。主人公の「男性機能」が復活してヒロインと結ばれる、主人公の「男性機能」が復活せず複数の女の子達のプロデューサとして人気を博する、主人公の「男性機能」が復活せず女装子として男に愛される、最後の1つは「あっと驚く内緒」
-淫欲少女抄と同じ舞台を使用し、その登場人物の何人かはライバルサイトの運営者になり、別の何人かはヒロインと交わるゲストとして交渉相手となる (例: 陽子と容子からOKをもらえれば、「終わり無きレズの快楽」を撮影できる、等)
-ヒロインにあまり大きな快楽を与える相手と繰り返しプレイさせると、ヒロインを「寝取られてしまう」可能性あり (ヒロインの主人公への愛情パラメータにもよる)

** 実現の可能性 [#y61369ef]
 現時点では、全くの企画段階であり、実際に作成するか否かは全く分からない。しかし、「作るなら今だ」という思いもある。ご意見等は[[感想等掲示板]]までお寄せいただきたい。


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